18歳。社会に出る前に知っておきたい「マナー」の意味
札幌龍谷高等学校の3年生を対象に、45分間のマナー講座を実施しました。
今回のテーマは、「社会に出る18歳だからこそ知っておきたい、マナーの意味」。
進学や就職など、それぞれの未来に向かって動き始めている高校3年生の皆さんに、単なる「敬語」や「お辞儀の仕方」ではなく、これからの人生で役立つ人との関わり方としてのマナーについてお伝えしました。
「マナーって、何のためにあるんだろう?」
18歳になると、少しずつ社会との関わりが増えていきます。
大学の面接、アルバイト、就職活動、社会人としての仕事、そして日常生活。
そんな中で、相手から「この人なら安心できる」「この人と一緒に仕事をしたい」と思ってもらえるかどうかは、特別なスキルだけで決まるものではありません。
挨拶、表情、言葉遣い、話の聞き方、そして相手を思いやる姿勢。
日々の何気ない行動が、その人の「印象」や「信頼」につながっていきます。
講座では、
「マナー=人を思いやる気持ちを、相手に伝わる形にすること」
という視点から、社会に出る前に身につけておきたい考え方をお伝えしました。
「同じ内容でも、聞き方が変われば相手の気持ちが変わる」
講座の中では、以前の学習内容でもある「聞き方」についても、改めて振り返りました。
例えば、分からないことを質問するとき。
「それ、どういうことですか?」
と聞くのと、
「すみません、もう少し詳しく教えていただけますか?」
と聞くのでは、伝わる印象が大きく変わります。
大切なのは、正しい言葉を知っていることだけではありません。
「相手はどう受け取るだろう?」と一度考えてから言葉を選ぶこと。
これは、大学の面接でも、アルバイトでも、社会人になってからも必ず役立つ力です。
「言葉を変えると、自分の未来も変わる」
もう一つお伝えしたのが、前向きな言葉を選ぶこと。
「無理です」
「できません」
「分かりません」
という言葉を、
「まずやってみます」
「別の方法を考えてみます」
「教えていただけますか?」
と変えるだけで、相手が受ける印象は大きく変わります。
言葉は、相手への印象を変えるだけではありません。
自分自身の気持ちや行動も変えてくれます。
これから進学や就職など、新しい環境へ進む皆さんには、ぜひ「できない理由」ではなく、「どうしたらできるか」を考えられる人になってほしい。
そんな想いを込めてお話ししました。
面接は「完璧な答え」を言う場所ではない
大学進学に向けて、これから面接を迎える生徒さんもいらっしゃいます。
面接では、質問に対する答えの内容だけでなく、
「この人と一緒に学びたい」
「この人なら周囲と良い関係を築けそう」
と思ってもらえるかどうかも大切です。
だからこそ、面接のためだけにマナーを身につけるのではなく、普段から
「相手の話を最後まで聞く」
「相手に伝わる言葉を選ぶ」
「明るく前向きな言葉を使う」
「相手の立場を考えて行動する」
ということを意識してほしいとお伝えしました。
マナーは、「自分をよく見せるため」だけのものではない。
相手を大切にする気持ちを、相手に伝えるためのもの。
そして、その積み重ねが、自分自身の「信頼」につながっていきます。
これから新しい世界へ羽ばたいていく高校3年生の皆さんが、どんな場所でも「感じのいい人」「信頼される人」として、自分らしく活躍していくことを願っています。
この度は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
エミシエル株式会社では、学校・企業・医療機関等を対象に、社会人基礎力や接遇・ビジネスマナー、コミュニケーションに関する研修を実施しています。

